昌平君の奇策
李牧の守りを崩す手が見つからないなか、昌平君は趙の王都・邯鄲の喉元にある鄴を狙う策を献じる。王翦を総大将に、楊端和・桓騎が加わる20万超の連合軍が出陣する。
列尾の罠と王翦の決断
趙の国門・列尾は半日で落ちたが、わざと弱く作られた罠だった。王翦は列尾を捨てて全軍で進み、鄴を難民であふれさせる兵糧攻めに出る。
朱海平原の開戦
王翦軍と李牧軍が朱海平原で激突。初日に李牧自ら麻鉱を討つが、蒙恬が崩れかけた左翼を立て直し、臨時の将軍になる。
橑陽の戦い
楊端和の山の民軍と壁軍は、犬戎族の王ロゾが守る橑陽城を攻める。兵糧が尽きかけるなか犬戎三兄弟を討ち、楊端和は犬戎族を従える。
岳嬰を討つ
朱海平原九日目、亜光が尭雲に倒されるなか、信は趙将・岳嬰との一騎打ちを制する。
趙峩龍と尭雲
兵糧が尽きかけた右翼で、信と王賁はかつての三大天・藺相如の十傑である趙峩龍・尭雲を討ち、李牧軍を挟み撃ちにする。
信VS龐煖
十五日目、李牧の本陣にたどり着いた信の前に龐煖が立ちはだかる。信は宿命の一騎打ちで、ついに龐煖を討ち取る。
鄴陥落と「李信」
飢えに苦しんだ鄴が落ち、秦は趙の王都圏の南部を手に入れる。咸陽に戻った信は政から李の姓を与えられ、蒙恬・王賁とともに将軍になる。
趙王の死と呂不韋の最期
趙では悼襄王が毒殺され、李牧は邯鄲を逃れる。秦では河南に退いた呂不韋に不穏な噂が立ち、政は自ら呂不韋に会いに行く。